ふろむぜろぽいんと

社会人留学してしまいました。

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30歳以上でワーキングホリデーを体験する方法→”ほぼ同じ体験”ならできる(1)

多くの人が、30歳以上でもワーキングホリデーを体験する方法はないかとリサーチする。

かつて僕もさんざん調べた。

実は学生ビザであなたが求めているような体験はできる。

以下、留学業者には書けないことも含めて書く。

ワーホリじゃないが、同じ体験ならできる。

30歳以上でワーキングホリデー。

検索しても、上位に出てくるのは、31歳の誕生日より前に申し込んでいたら理論上は出発時に32歳のワーホリもありえますよ、という、「ギリホリ」をすすめる留学業者のものばかりだ。

いま29歳で焦っている人は、こうしたサイトを参考にすればいい。

 

だが、検索している時点で、30歳超えている人が多いはずだ。

僕は、かつて同じ立場だった人間として、皆さんの時間を大幅に節約したい。

 

結論から言えば、「ワーキングホリデー」は、どうしてもできない。(2016年6月現在)

これは各国の協定で決まったものだから動かせない。

・カナダとのあいだで35歳までに引き上げる提案もなされたそうだが、2016年現在、実現していない。

・そのほかスイスの「ヤングプロフェッショナル」制度が35歳までだが、その名からもわかるとおりガチで「手に職」の人向けだ。なおスイスは英語圏でなくドイツ語とフランス語だ。

 

じゃああきらめるのかと言えば、そうではない。

学生ビザがある。

1.まず「学生ビザでも働かせてくれる国」をさがし、

2.政府に認められたコースのうち「授業料が安く、働けるくらい授業コマ数の少ないコース」をとる。期間の長いコースがいい。

3.そうすれば、あなたがワーホリに求めていたのと同じ体験 ー つまり、異国でバイトをしながら、さまざまな体験ができるのだ。

 

なお僕は、毎週レポート提出のある「ガチで勉強する職業訓練校」で学位をとった。入学するのに、大学の成績・TOEFLibt ®・前職の雇用証明書、が必要だった。高かったし、周囲も真剣で、社会人経験者も多かった。

だから、このような「学生ビザを発給することに主眼のある格安学校」というのは実体験していない。

だが、ビザ取得・入学手続き・仕事探し・住まい探し、といった点では同じ体験をした。その手の学校へ行った友人の実体験も聞いた。

 

 まず前提条件を確認しよう。

・あなたの年齢は関係ない。
 ただしビザ取得のときに数万かけて健康診断を受ける。大病をわずらっていたら厳しい。

それができる国は、限られている
 大半の国では、留学生など働かせてもらえないのだ。一部の国だけが許している。

収支をプラスにする「がっぽり稼ぎたい型」ワーホリ疑似体験は、難しい。
 ビザ取得費用もけっこう高いし、学生ビザだから授業料が要る。あと、法律で就労時間制限がある。家賃もある。学校を離れて宿舎のある工場や農場に行くわけにもいかない。

特定の都市で都市型」ワーホリの疑似体験に限られる。
 学校の立地で、メインの拠点は決まってくる。数ヶ月で「この街はダメだ」と別に移れない。
また、田舎の農場で、韓国・台湾や南米の人たちと寝食を共にして果物を摘むようなワーホリ体験を期待しているのなら、難しい。そこに学校が無いからだ。

むろん学校の終了後や休み期間なら可能だ。1年以上のコースならコース満了後2カ月も滞在が許される。

 

そこ、もうちょっと具体的に

候補となる国

「学生ビザでも就労させてくれる国」というのは本当に数が少ない。僕はいわゆる留学業者にも確認を取った。

どうやら下記の3カ国以外には存在しないらしい。(2016年現在)

オーストラリア(週20時間以内。学校休みのときはフルタイム可)

ニュージーランド(週20時間以内。2014年までは英語力要件があったが、緩和されたそうだ)

アイルランド(一回の取得で最長8ヶ月 うち5ヶ月は、なんとフルタイム就労可)

細かいことを言えば、週20時間というのは、本当は”2週で40時間”だ。そうした詳細は、概要をつかんだあとで調べてほしい。

 

対象となる学校と、コース

 どの学校の、どのコースでもいいわけではない。

名目のうえでは「フルタイムの学生」でないといけない。

職業訓練校(ビジネススクール)と語学学校では、ビザ区分が異なる。でも語学学校だから就労ダメなんてことはない。
認められた学校の、認められたコースを選べばいい。

 

学校紹介は、留学あっせん業者の仕事だ。

彼らは学生を送り込んだ学校からリベート(お金)をもらう。

よって「彼らに相談しても僕らのふところは一切痛まないし、授業料も一円も高くならない」のがふつうだ。
普通は、学校へ直接問い合わせても同じ料金が出てくる。

なのでためらわずに相談に行く。

※友人に、現地で学校と粘り強く交渉し、業者を通さないぶんだけ値引いてもらった猛者がいるが、超・例外だろう。ビジネスマンならご存じのとおり、集客で頼っている代理店にばれたら商売上ヤバすぎるので、学校はふつう対応してくれないと思う。

 

真剣な学校では、やはりたくさんの宿題がある。特にライティングが大変だ。これでは「ワーホリを疑似体験」という気分ではなく「異国で勉強している」という感覚だ。(感覚ではなく現実だが。。)

 

お金さえ大丈夫なら、疑似ワーホリ体験なんかせずに、ふつうに留学生でいいじゃん。

…という人。そのとおりだ。以降の情報は必要ない。

働かずに学生をやりたいなら、視野を広げて、カナダでもイギリスでもアメリカでも、行きたいところ、学びたい学科を選べばいい。

ここではあくまで、ワーホリ”っぽい”体験にこだわってみる。

 

長くなったため、(2)へ続く。

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